lanケーブルにはCATの違う種類があります

lanケーブルにはカテゴリー（CAT）と呼ばれる規格があり、使用するケーブルのカテゴリー（CAT）によってネットワークの通信速度が変わります。

Wi-Fiなどの無線lanは配線がいらず利便性が高いため増えてきていますが、オンラインゲームなど安定した高速通信を必要とする場合はまだまだ有線lanは欠かせません。古いカテゴリー（CAT）のlanケーブルを知らないまま使っていると、1Gbps以上の速度があるはずの光回線でも遅く感じる場合があります。現在使用しているlanケーブルの規格を確認し、適したものに交換するだけでネットワークの速度が改善する可能性もあります。

lanケーブルの規格はCAT6やCAT7のように数字で表示されています。ケーブルに印刷されているので確認して下さい。数字が大きいケーブルほど高速の通信に対応することが出来ます。新しいケーブルを購入する際には、Lanポート側の種類や規格も忘れずに確認して下さい。lanポートとはケーブルの差し込み口のことで、規格が同じケーブルを購入しないと対応できません。

ケーブルの形状にもスタンダード・フラット・極細の種類があり、通信の安定性に影響を与えます。スタンダードは丸型のケーブルでもっとも安定性に優れています。フラットは厚さ1mm程の薄型のケーブルで、壁際や隙間などで使用するのに適しています。極細はスタンダードの半分ほどの細い丸型ケーブルで、持ち運ぶには適していますが安定性は低くなります。