lanケーブルの被覆を見ているといろいろな情報が書かれています。
長さやストレートであることなどはわかりますが、CATは何を示しているのかわからない人が多いと思います。これはカテゴリーの略で、対応する通信速度や適合するイーサネットを区別するためにつけられている分類です。CATの後の数字が大きければ、それだけ速い通信に対応可能と言うことになります。いかに高速な通信設備を導入してもどこかでまちがったカテゴリーのlanケーブルが使われていると、通信速度が低下して不安定になります。
例えば、全てを10Gbpsでやり取りできる設備を使っていて、一部にカテゴリー5が使われているとどれだけ頑張っても100Mbpsまでが限度です。このように構築した通信環境に適合したlanケーブルを利用する必要があります。環境を変えた時には使用しているもののCATの数字をチェックして、合わないものを廃棄しましょう。全ての配線を確認することは大変なので、通信機器と一緒に一新することも大切です。
注意が必要なのが、個人持ちのlanケーブルを勝手に接続される恐れがあると言うことです。トラブルが発生した時には。使用者にCATの後の数字を確認させましょう。環境に合わないものを使っているようならすぐに交換が必要となります。また数字以外にもeなどのアルファベットが付いている場合があります。その2桁で判断する必要があるので、問い合わせの時には両方を確認してもらいましょう。
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