美観を損なわない配線ダクトの設置方法とは

昨今では会社だけでなく、家庭でも数多くの電化製品が設置されています。

電化製品を使用するためには電源プラグをコンセントに差し込む必要があり、数が増えればそれだけ電源コードが散乱してしまいます。そのままの状態にしておくと見栄えが悪いだけでなく、足を引っ掛けてしまって転倒事故を誘発する恐れもあるので注意が必要です。数多くの電源コードを1か所に集めるには、配線ダクトという設備を用いるのが無難です。

この配線ダクトは既に住居等に備わっている場合もありますが、電気工事専門会社に依頼をすれば短期間で設置工事もしてくれます。このダクトを設置する際に気を付けたいのが、室内の美観を損なわないようにすることです。もともと建物に備わっている場合の大半は、「隠ぺい工法」と呼ばれる外側から見えない状態にしていますが、後付けの場合はこの方法を適応するのが難しいです。

その為、如何にして美観を損なわない設置工事をするのかが鍵になります。配線ダクトは「モール」と呼ばれるカバーを設置して取り付けていきますが、このモールは白・ベージュ・黒の3色が一般的です。現在の壁の色に合ったものを選ぶのが美観を損なわない設置方法になります。もし壁がグレーだったら、白色を選べば色のバランスを取ることが出来て美しく設置することが可能です。多くの電気工事専門会社では美観を尊重した工事をなさいますが、ご自身で先に仕上がりの希望を伝えておくのもいいでしょう。