lanケーブルは5mと10mでは選び方が違う

lanケーブルは、短すぎると機器に接続することが出来ないため、十分な長さのものが必要になります。

ですので、大は小を兼ねるということで、長いケーブルを用意すればいいと考えがちですが、実は長すぎるのも問題です。どういうことかというと、lanケーブルは長くなるほどノイズの影響を受けやすくなるため、無駄に長いとそれだけノイズが多くなってしまう問題があるということです。そのため、必要十分な適切な長さのものを選ぶということが、まず知っておきたいポイントになります。

そしてlanケーブルには、太い銅線を用いた「単線タイプ」と、細い銅線をより合わせた「より線タイプ」の2つがあり、このうち、単線タイプの方がノイズに強いと言われています。ですので10m以上の長さが必要な場合は、単線タイプの方がよいと言えるでしょう。しかしより線タイプも、5m以下の短い長さならノイズの影響も少ないと言われているため、そちらを選んでもよいと言えます。

そしてより線タイプは、単線タイプよりも柔軟性があるため扱いやすいというメリットもあります。以上のことから、10m以上であれば単線タイプで、5m以下ならより線タイプを選ぶとよいというのが一つの目安になるでしょう。そして7mといった、5mから10mの間の長さの場合は、ノイズを出来るだけ排除する必要があるなら単線タイプがよいと言えますし、扱いやすさを重視するならより線タイプを選ぶとよいと言えます。